皆さん、こんにちは。動画屋の木村です。
今回は、ジャッキやガソリン携行缶などを展開するニューレイトン株式会社様にお話を伺いました。お話して下さったのは企画・品質管理 課長の召田さんと営業企画グループ兼商品開発グループ 課長の伊藤さんです。ニューレイトン様のホームページを企画から立案し、デザイン・開発・公開までの全てを動画屋で制作させて頂きました。
多岐に分かる商品展開をされているメーカー企業様ならではのホームページに対する課題や目的、そして今回のホームページリニューアルで実現できたことについてお伺いしました。
BtoB主体から、お客様へ商品PRするためにホームページをリニューアル。
木村:まずはニューレイトン株式会社様の事業内容をご説明頂けますか?
召田さん:弊社は自動車関連用品の企画・輸入・販売をしております。中でも特にDIYユーザーや車好きな方向けの商品展開をしています。
木村:お二人の業務内容について教えてください。
召田さん:私は商品企画と品質管理を担当しています。製品開発から販促全般までを担当しています。
伊藤さん:私は商品企画と商品パッケージ、取扱説明書、販促品などの製作、ホームページの更新などを担当しています。
木村:なぜホームページをリニューアルしようと思いましたか?課題や目的などはありましたか?
伊藤さん:リニューアル前のホームページは10年前に作ったものでした。そのためホームページ自体の仕様に古さを感じていたこともあり、リニューアルを行いました。
10年前の当時はBtoBを主な目的としてホームページを作りましたが、これからはメーカー企業から直接お客様へ商品PRをすることが重要だと考えています。また、個人のお客様からの商品に関するお問い合わせが増加しているという背景もあります。
ビジネス向けの情報発信に加えて、お客様への商品PRも見据えたホームページ制作が今回の目的でした。
ブランド認知は高いものの、新商品の認知拡大が課題だった。
木村:一番最初の会議で、「ブランドを立たせた見せ方にしたい」とお話されていました。
召田さん:弊社は「EMERSON(エマーソン)」、「ICEBAHN(アイスバーン)」、「CYQUA(サイクオ)」というブランドがあります。中でもエマーソンは歴史の長いブランドです。
車やDIYなどの展示会に出展した時に、ロングセラー商品はお客様からエマーソンとして認知して頂いていますが、新しい商品は同じエマーソンブランドとして展開していても認知度が低いことが課題でした。
新商品がエマーソンブランドであることをお客様へ知って頂くことも、今回のリニューアルで解決したい課題でした。
木村:弊社へご依頼頂いた経緯について教えて頂けますか?
召田さん:動画制作で継続的にお世話になっていることと、弊社のホームページは木村さんに携わって頂いた経緯もありご相談しました。弊社の商品について知って頂いている会社様に制作をお願いしたいということが一番強くありました。ホームページ制作の実績なども拝見した上で、社内では動画屋さんへお願いすることで満場一致となりました。
ホームページ制作が非常にスムーズ。商品登録システムも使い勝手が良い。
木村:ホームページ制作の進行に関するご対応はいかがでしたか?

伊藤さん:他にも色々と担当業務があるので、ついゆっくりになりがちなのですが、非常に進行が早くて助かりました。こちらの細かな要望などにも対応して頂いてとてもやりやすかったです。
木村:今回のリニューアルでは商品登録のシステム開発もありました。システムや機能面の仕様についてはいかがですか?
伊藤さん:以前と比べて汎用性の高いシステムを制作して頂きました。今後のホームページ運用が非常に手軽にできると感じています。
以前のシステムは使うために手順の説明が必要でした。今回はとても感覚的に使えるので、私以外の者でもどんどん更新できるのではないかと思っています。
スマートフォンサイトの利便性が向上。商品購入へ直結する導線も整備。
木村:デザイン面についてはご希望に沿ったものとなりましたか?
召田さん:以前のデザインが複雑だったわけではないですが、導線などがバラついていたことが課題でした。今回のリニューアルでは商品ページまでの導線を含め、シンプルに見せたいという点が目的としてあったので、その思い通りのデザインを作って頂きました。
特にスマートフォン用のデザインが非常に見やすくなったことが良かったです。出先で製品仕様を確認することもあるのですが、スマートフォンでアクセスすると少し見づらいことも課題でした。リニューアル後のデザインはスマートフォンでも非常に見やすいデザインとなりました。
木村:今回のリニューアルでは、商品ページからAmazonや楽天市場の販売ページへ遷移できる導線も組み込みました。
召田さん:以前はネット検索で弊社の商品ページを見て頂いても、そこから購入に至る導線がありませんでした。せっかくお客様に商品ページを見て頂いているので、そこから商品をご購入頂けるページへの導線があるほうが良いと思いました。
今後はお客様向けコンテンツを充実させ、商品情報が伝わりやすく、疑問も解消できるページ作りをしたい。
木村:今後のホームページの活用方法について教えて頂けますか?

召田さん:今回のリニューアルで、各商品ページにQ&Aを掲載できる機能を実装頂きました。今まではお客様からお問い合わせを頂いてご回答するという形でした。今後は弊社からご質問の回答を見て頂けるように、よりお客様へ向けたページ作りをしたいと考えています。
もう一点は弊社の資料を気軽にダウンロードできるようにしてほしいと営業部門から依頼がありました。商品画像はホームページでも確認できますが、商品についてより詳しく説明した資料がほしいという要望です。そのため今回は商品ページのボタンからPDFファイルをダウンロードできる機能を実装頂きました。各商品についての資料も今後充実させていきたいと考えています。
伊藤さん:以前の各商品ページでは画面の下に「関連商品」として掲載がありましたが、「別売品」へ変更して頂きました。例えば弊社ではガソリン携行缶を販売しているのですが、ノズルやキャップなどの消耗品があります。
ノズルやキャップは各ガソリン携行缶によって適合する商品が違うのですが、見た目が似ていることもあり、お客様からどれを使えばよいかなどのお問い合わせがありました。商品ページの下部に「別売品」として掲載することで、これまでは伝わりづらかったことが解消できると考えています。
弊社商品を知ろうとする姿勢が良かった。専門性の高い企業ほどおすすめ。
木村:同じような課題を抱えている企業に対して、動画屋のホームページ制作の導入をおすすめしますか?
召田さん:動画屋さんは単純に作業としてやるというより、弊社の商品を知ろうとしてくれる姿勢が非常にあると感じました。弊社のような専門性の高い企業こそ良いと思いますし、逆にホームページ制作の知識がない企業さんでも相談しやすいと思います。
制作が進行する中でも、分からないことをすぐに聞いて頂けたことがありがたかったです。分からないまま進行されて、最終的に確認が増えてしまうことも他の制作で経験があったので、その点で動画屋さんはそういったことが無かったです。分からない点は聞いて頂いて、私たちの疑問や要望についてはきちんとレスポンスして頂いて、やり取りが非常にスムーズだったと思います。
伊藤さん:どうしても分かっている人の説明では、説明が抜けていることも多々あるかと思います。確認が無いと、きっと分かってくれていると思ってしまうことがあります。色々と聞いて確認して頂けることは本当にありがたいです。
木村:ニューレイトン様のホームページ制作について、企画から今後の展望までお聞かせ頂きました。本日は貴重なお話を頂き誠にありがとうございました!